小学生におすすめ マンガorアニメ 「ヒカルの碁 」〜囲碁を始めてみよう!〜 

こんにちは。mocha(モカ)です。
小学生の子供が1人いるシングルマザーです。我が家は平日は子供は学童にお世話になっているのですが、もうすぐ夏休み!夏休み中も学童はあるのですが、午前中は割と時間的余裕があります(悪く言うと親が放置状態になってしまっていることも。。)。そんな時に、自分で読んだり見たりして面白いと思った子供向けおすすめのマンガ&アニメとして、今回は「ヒカルの碁」を紹介します。もちろん、大人が読んでもとっても面白いです!

ヒカルの碁ってどんなお話?

「ヒカルの碁」はタイトルの通り囲碁のお話です。主人公の進藤ヒカルは囲碁は全くの初心者。しかしひょんなことから囲碁に、そして大切な仲間達と出会うことになります。

ある日ヒカルはおじいちゃんの家にある古い蔵で金目のものはないかと物色していました。そこで、ヒカルは古い碁盤を見つけます。その碁盤に何気なく触れたヒカルに突然どこからか声が聞こえます。その碁盤には、かつての平安時代の天才棋士・本因坊秀策と言われた藤原佐為(ふじわらのさい)の魂が宿っており、霊体となって現れ、ヒカルに語りかけたのです。佐為はこの日をきっかけに霊体としてヒカルと共に生活を行うことになりました。

ヒカルは囲碁に全く興味がありませんでしたが、佐為は心から碁を愛していました。佐為があまりにも碁を打ちたいという熱意に負け、ヒカルはある日初めて碁会所に立ち寄ります。そこで出会ったのが、これからヒカルの永遠のライバルとなる同い年の少年、塔矢アキラ(とうやあきら)でした。アキラの父は現代のプロ棋士でもトップに君臨する塔矢行洋(とうやこうよう)であり、彼自身も幼い頃から碁の指導を受け将来のプロ棋士としての活躍を期待されていました。そんなアキラとヒカルは一局対局することになったのですが。。!!

囲碁の面白さに惹かれ、普通の小学生であったヒカルが本気で囲碁のプロ棋士を目指し成長していく物語です。

マンガは何巻まで出ているの?

マンガはジャンプコミックスで23巻まで出ており完結しています(1999年〜2003年)。

↑少しでも興味を持っていただけたようなら、まずは試し読みしてみましょう!!

アニメは見られるの?

ヒカルの碁は当時アニメでも放送されていました。
通常の放送が全75話。スペシャル版として、2004年に「ヒカルの碁  北斗杯への道」というお話もあります。

Amazon Prime Videoであれば、現在も上記全てを視聴することができます!

おすすめ理由 ①囲碁がどんなものなのかわかる!

最近の子供の知育系の習い事で囲碁や将棋が注目されているようですが、「囲碁」と聞くと黒石と白石があって碁盤を使うのはわかるけど、「具体的にどうやってやるの?」「どうしたら勝ちになるの?」といったことが将棋に比べて分かり辛く、とっつきにくいというのがあると思います。

このマンガは囲碁のルールも途中で入って来たり、ヒカルが囲碁教室に通って先生に囲碁を習うシーンもあったりするので、読み進めていくうちに簡単な囲碁のルールもわかるようになってきます。

おすすめ理由②院生の生活などの描写がリアルと言われている

現実の世界では、囲碁のプロ棋士になろうと思ったら、プロ試験を受ける必要があります。そのプロ試験を受けるために、ヒカルのような子供達は、日本棋院の院生試験を受けて院生となり、土日に行われる院生研修で碁に励むのが一般的と言われているそうです。mochaの周りには院生の知り合いの方はいらっしゃらず、私自身は「そうなんだ〜」という感じで楽しく読み進めてしまったのですが、別の方のサイトなどを見ると、この院生生活の描写も「ほんとこんな感じ」というものだそうです。

おすすめ理由③勝ち負けの世界が現実的

メインキャラクターや人気のあるキャラクターだから、かっこよくて成功する!といったものではなく、長い年月遠回りしてプロになった人、ヒカルよりも年上で院生歴も長くてもなかなかプロになれない人、仕事を辞めてまでプロ試験に臨んだがプロの道を閉ざされてしまった人など。。背景が異なる様々な人物が登場するところがまたリアルです。

別の記事で紹介した「ハイキュー!!」にも通ずるのですが、一生懸命やっていたことでも全員が夢を実現させることは難しい、その中でもとりわけバレーや囲碁を愛し努力を続けて来たほんの一握りがそれでご飯が食べられるようになるわけですね。大人になって改めて読むと、そんなことを考えさせられます。

おすすめ理由④ヒカルとアキラに惹かれて「囲碁やりたい!」と言い出すかも

メインで登場するヒカルとアキラは、育った環境は違いますが、どちらもとっても魅力的なキャラクターです!我が家も息子が囲碁に興味を持ち、囲碁教室の無料体験にも参加してみました。そこで教室の先生に伺ったのですが、「ヒカルの碁で囲碁が面白いと思って囲碁を始めた!」というお子さんは未だにいらっしゃるようです。私の様なヒカルの碁世代が親だとこうなるのですかね😁

ヒカルの碁関連書籍も

ちゃんと囲碁ルールを理解してみたいと思ったら、ヒカルの碁関連でも実用書が出ています。
下記の「ヒカルの囲碁入門」は全くの初心者の私でも大丈夫でした。だって、ヒカルとか佐為、アキラがちょこちょこ登場してるんですよ、他の実用書より親しみやすくて😊お子さんを囲碁教室に連れて行ってみたものの全くルールがわからないという方、おすすめです!