生活費節約術 〜ふるさと納税はお得?将来の税金を前払するかわりに返礼品を貰おう!〜
こんにちは。mocha(モカ)です。
私は小学生の子供が1人いるシングルマザーです。ふるさと納税って今や特集雑誌や色々なサイトでとりあげられる位身近な存在となっていますよね。でも私自身は同居中はそのような制度に目を向けられる心の余裕もないまま過ごしており、別居後に漸くふるさと納税を初体験したのです。
でも今は返礼品を選ぶのも気晴らしになるし、お得な制度だなあと思いましたので改めて記事にしました!
目次
ふるさと納税とは
自分が普段居住している自治体に納めている所得税や住民税のうち、一部の金額を自分の意思で応援したい自治体に納めることができる制度です。
後述しますが、本来納めるべき税金を別の自治体に払うことになりますので、実質納税自体で得をしているわけではないのですが、自分が選んで納税した自治体からは返礼品と呼ばれるお礼の品を頂けることが多く、この返礼品の価値が実際の負担額より大きくなってくるためお得と言われています。
実際に何がお得なのか?
ふるさと納税は、「納税した金額以上の品物がもらえるからお得!」と少し誤解されている方がいらっしゃいますが、納税金額自体は、自身の年間収入等に応じて決まるわけです。これは必ず納めなければならないのですが、ふるさと納税を利用することによって、自分の意思で自分の居住地域の自治体とは別の地方自治体に税金を納めることができます。そして、
「自分が納めたふるさと納税金額-2,000円」が翌年付加される住民税の金額から控除(場合によっては所得税と住民税から控除)されるのです。
これだけ見ると2,000円持ち出しのように見えますが、実際はふるさと納税を行った自治体から頂ける返礼品はそれ以上の価値があるものが多いです。
現在は2019年6月の改正により、寄附金額に対する返礼品の金額の割合は上限3割となっていますので、仮に10,000円を寄付した場合、実質負担は2,000円に対して、3,000円相当の返礼品がもらえる自治体がある、ということになります。
年間の納税限度額はいくら?
ふるさと納税は、実際に自分が納める税金を一部相手先を変えて支払いするイメージですので、年収や家族構成によって上限額は変わります。
色々なふるさと納税のサイトを見てみると、年収や家族構成を入力することで簡単にシュミレーションができるようになっていますので、ぜひ一度確認してみましょう!
例えば、ふるなびさんのサイトでシュミレーションしてみると、、
年収200万円で配偶者なし・・・上限目安15,300円
年収250万円で配偶者なし・・・上限目安21,700円
となっています。但し、前述の通りこれに家族構成(高校生のお子さんがいるか否か等)の要素などが入ってきますので、あくまで「目安」となります。限度額以上に納税すると、本当に寄付のみとなりお得度が下がってしまいますので、注意が必要です。
年間限度額は何月から何月までなの?年収の期間との関係は?
年間の限度額は1月〜12月となります。会社員の方などは、会社の決算期が3月だったりすると少し混乱してしまうかもしれませんが、年収や限度額はどちらも1月〜12月を区切りとして考えましょう。
また、年収と限度額はどちらも同じ年で考えます。
例えば、2022年1月〜12月に年収250万円の給与収入があった場合、上限額21,700円を目安にふるさと納税を行える期間も2022年1月〜12月になります。
但しここで問題があり、ふるさと納税は1年を通じて好きな時に実施ができるのですが、あくまでその年の年収は12月にならないと確定しません。よって、年のはじめに限度額いっぱいまでふるさと納税してしまうと、その後想定通りの収入にならず限度額オーバーしてしまった、、なんてことが発生する可能性があります。予め自分の年収を予想しながら納税を行っていく必要があるわけです。
返礼品は生活必需品を選ぶことがポイント!
アプリなどで返礼品の一覧を見ると、美味しそうなお菓子や食品など魅力的なお品物がいっぱい出てきますよね!ついつい「少し贅沢に」という気持ちが出てきて返礼品を選びがちですが、ここで思い出してほしいのが、ふるさと納税は納税金額自体で得をするのでは無く、「実質2,000円を負担するが、それ以上の価値の商品を入手できることがお得につながる」ということです。
よって、ふるさと納税を行う以上、2,000円は負担していることになるため、2,000円以上の価値のある買い物か?という視点で選ぶことが大事だと思います。
もらってよかった返礼品
私が今まで頼んだことのある返礼品で良かったものをご紹介します。
① お米
大体10,000円を寄付すると、10kg〜15kgのお米を返礼品として頂ける場合が多いです。また、お米を頼むときは息子と話ながら選んだりするので、子供もお米の産地を覚えることができたりしています😊
② トイレットペーパー
食品に目が行きがちですが、トイレットペーパーなど意外と消費する日用品もありがたいです。かなりの量で届くので置き場に少し困りますが、買い物にいくとかさばるものでも有るので助かりますね。大体10,000円寄付すると、ダブルのトイレットペーパー8ロール入り/パック✕8パックが届きます。
③ シャンプー
市販のシャンプーより割高になりますが、少し良いシャンプーを使いたいな、という時など。現金で購入するより罪悪感は薄れます(笑)10,000円を寄付すると500mlほどのシャンプー・コンディショナーのセットを頂けるイメージです。
④ アイスクリーム
夏は、長期休みもあり子供が家にいることが多いですよね。アイスは子供の楽しみでもありますが、ちょこちょこ購入していると、1回の支出は少なくても意外と月単位でまとまった支出をしてしまうものです。10,000円を寄付すると、例えばカップアイスが12~20個位セットで届きますので夏の家計に助かりますね。
ふるさと納税をした後はどうするの?
具体的には、パターンによって以下2つの方法があります。
会社員の方で条件を満たせば①の通り確定申告無しで翌年の税金を調整してもらえますので、大変便利になりました。
①会社員の方で給与以外の収入が無い場合、かつ寄付をした自治体が5つまでの場合⇒ワンストップ特例制度
ふるさと納税を行った都度、ワンストップ特例制度を受ける申請書を寄付した自治体へ郵送する必要があります。申請書の書き方やフォームは各自治体が送ってきてくれますので、記載例をもとに記載し提出しましょう。ワンストップ特例制度で税控除を受ける場合は、翌年の住民税額から控除されます。
②上記以外⇒確定申告をすることで税控除を受ける
医療費控除などと同様に確定申告書に寄付額を記載して、自分で確定申告を受ける方法です。こちらで提出すると、翌年の住民税額が減額されると共に、今年分の所得税は、所得税から減額させるか還付金として戻る場合があります。
ただ、②の方が得するわけではなく、全体の税額控除額が住民税に全部よるのか、住民税と所得税に分かれるかの違いと考えていただければと思います。
終わりに
如何でしたでしょうか。確定申告などど聞くと難しく感じるかもしれませんが、今はふるさと納税のサイトも豊富に出ておりますので知識も得やすく、払う税金を減らせるとしたらこれを利用する手は無いと思います!〜12月までが一区切りですので、今からでも今年分のふるさと納税を始めてみるのもよいと思います!
別記事では、ふるさと納税以外にマイナポイントの交換についても紹介しておりますのでぜひご連絡下さい^^