離婚調停と別居~家を出る時に絶対持っていきたいもの~離婚・シングルマザーになることを見据えて準備しよう

2022年7月11日

こんにちは。mochaです。
私は現在小学生の子供を持ちフルタイムで働くシングルマザーですが、離婚調停前に別居を経験しました。

前回の記事でも記載していますが、一時の感情にまかせて家を飛び出してしまうと後で本当に後悔してしまうと思います。この記事を読んでくださっている方の中には、本当に今も辛い、しんどい思いをされている方がいらっしゃると思います。中々難しいと思いますが、自分の体と心を守りつつ、でも離婚調停前に別居する場合、絶対持っていきたいもの、できれば持っていきたいものは準備しておくべきだと思いますので、経験を基に記載しました。

絶対必要① 銀行通帳、キャッシュカード、当座の現金

調停期間は意外に長引くことがあります。自分名義の銀行通帳やキャッシュカードは全部持ちましょう。
逆の観点でいうと、夫の通帳やキャッシュカードは持っていかない方が安全です。ただ、後々このまま離婚という流れになり財産分与という話になった時、財産分与は「別居を開始した時点」での財産を基に双方が分けることになると思いますので、夫の通帳の所在や金額は把握(できれば写真やコピーなど)を持っていくと安心です。

また、現金も必要です。夫婦共有の生活費口座がある場合は後で争いにならない程度に現金を引き出して持っていた方が安心です。

絶対必要② マイナンバーカード

お子さんがいる場合は、お子さんの分と自分の2枚は持っておくようにします。現在はマイナポイント第2弾も始まっていますので、紙のカードの場合も念のため持参し、住まいが落ち着いた段階でカードに変えておくのもよいと思います。⇒2022年9月末まで更新しましょう!別の記事にもマイナンバーカードのことを記載していますのでぜひご覧下さい!

絶対必要③ パスポート、免許証

人によってはすぐには必要にならないと思いますが、後々必要となった場合のため貴重品の1つとして持っていきましょう。

絶対必要④ 健康保険証、子供医療証、処方薬

mochaは自身が会社員であったため夫の扶養家族ではありませんでした。こちらは夫と別居の話し合いが事前にできていることが前提になってしまいますが、もし自分が会社員でお子さんが旦那さんの扶養家族になっている場合は、自分の扶養家族へ変更をしておいた方が良いと思います。自分の扶養家族に入れることは、自身の勤務先でできますが、旦那さんの扶養家族から離れる手続きは旦那さん側の会社で行って貰う必要があります。詳しくは勤務先の人事部の担当者へ相談してみましょう。

また、通院をしている場合は、別居先で落ち着くまでどうしてもまずは日々生活する体制を整えることが先になってきますので次の通院先を探す余裕が無い場合があると思います。よって、行きなれた病院で処方された薬は持って行った方が安心です。

絶対必要⑤ 離婚原因を示す証拠類、財産分与で必要となる書類

例えば、私はDVが原因で別居をするに至りましたが、別居後もとの家に旦那さんが住み続ける場合、家の中のものは捨てられてしまったり、家の中が修理されてしまうこともあります(後々捨てられてしまったものは文句が言えません。「そんなものなかったよ」としらを切られてしまうと証拠が示せない)。

なので、証拠類を持っている場合は絶対に持っていきましょう。以下の様なものが有用だと思います。

例)病院の診断書、暴力・暴言が録音されているレコーダー、自分が傷ついた身体を写したスマホ、暴言が記載されているメールやLINEが見られるスマホ、探偵事務所の報告書、家計簿、過去の税務申告書、持ち家の場合不動産購入時の契約書及びその時払った仲介手数料、不動産取得税などの付随費用の金額が判る書類、日記

絶対必要⑥ 母子手帳

子供が小学校に入学するタイミングなど、ふとしたタイミングで子供の予防接種の接種状況を記載する様な書類があり、その時に重宝しました。特に小学生でも接種する日本脳炎など、まだ予防接種が完了していないお子さんがいる場合は必ず持っておきましょう。感情的にも母子手帳は持っておくべきですね!mochaはへその緒も持ちました😅

できれば必要① 子供の幼稚園制服、グッズなど指定用品

別居後もお子さんが通っている幼稚園や保育園はそのまま通う場合、指定品や毎日持参する様なものは持っていきましょう。特に子供が通っていた幼稚園の指定品は、園に申し込むと届くまで1か月近くかかったり、且つ園までわざわざ受取りに行かないといけません。平日の昼間にお仕事されている場合は時間の調整が必要になってきますし、前述の通り、別居当初は気持ちも安定しない落ち着かない日々が続きますので、指定品など購入先が制限されている様なものは持参しておいた方が良いです。

できれば必要② アクセサリー類、ハイブランド品

こちらは単純に売却できるからです。旦那さんのものを持って行ってしまうのは窃盗になってしまいますので×ですが、自分のものは持っていき、別居後に換金して生活費の足しにできます。但し、あくまで別居は自分と子供が安全に楽しく生活できることを目的にするものなので、あまりかさばるバッグなどを詰め込みすぎて本当に必要なものを忘れてしまったということの無いように注意しましょう!

(作業)郵便物の転送手続き

こちらは引っ越しなどと一緒です。子供関連の書類が届くこともありますので、自分とお子さんの分転送設定しておくと安心です。

終わりに

如何でしたでしょうか。離婚調停や別居に関しては、巷でも様々な情報があふれていますよね。私も色々なサイトを見たりしましたが、法律家の先生のマニュアルはたくさんヒットするものの、それ以外で表せないリアルな体験がお伝えできればという趣旨で記載しました。

他にも別居体験を記事にしていますので、参考にしていただけると幸いです^^